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契約農家だけが栽培できる、青かぶらの収穫へGO

2000年11月 1日

今月のかばたニュースは、青かぶら栽培農家の皆様に突撃インタビュー!
かばたのかぶら寿しといえば「青かぶら」。もともとは加賀地方独特のかぶらですが、ゴキゲンをうかがいながら育てるのが結構大変で、今では栽培する人も少ないんです。
でも、やっぱり寒鰤と相性ピッタリなのは青かぶら。歯ごたえがあって、香りがよく、さわやかな緑色が人参や鰤の赤味と良くマッチします。
かばたでは、絶滅危惧種?となった青かぶらを5軒の農家と契約して栽培してもらっています。この方々の青かぶらへの思い入れも、かばたと同じように、熱いのだ!


まずは、青かぶら畑へGO!


かばたのお店から車で20分ほど。
丹精込めて育てた青かぶらが見えてきました
ここで問題です
ここには何万個の青かぶらがあるでしょう?
答えはこのページの下に...
青かぶらにズームイン!!
今年は天候に恵まれ、生育は上々
青かぶらは、土の上で育つのが特長
葉っぱの虫食い穴は
無農薬で育てている印
勲章だ!
「青かぶら大好き!」契約農家の方々
佛田俊雄さん、小林さん、神田さんご夫妻
いつもお世話になっておりまーすっ!
今年の青かぶらの出来を話し合う
センムと契約農家の佛田昭一さん
契約農家は、もう1軒あって、全部で5軒
ちなみにこの辺には
佛田(ぶったと読む)さんが多いのだ
仏様2人(佛田さん)に神様1人(神田さん)だから、
ありがた~くなるメンバーでしょ?


かぶら寿しになる青かぶらさんは、ど~れだ?


かぶら寿しになるには、 直径10.5cmから11cmであること

結構、キビシイでしょ?

チビちゃんにはまだ未来があるけど
おデブちゃんは...

収穫は正確に行ってマス
正確に出荷するために考えた
オリジナル定規(11cm用)

とっても便利

同じ時期に植えても、大きさにバラツキがあるのが、青かぶら

左側は合格です。よいしょっと!
ジャストサイズの青かぶらはその場で葉を落とし、根っこを切ってその日の間に漬け込みに回す

2ケ月の間に10万個の青かぶらを収穫するだけに、手さばきは早いっ!
アッという間に収穫した青かぶらが並ぶ


思わず包丁を放り投げた??
青かぶらへの熱い思いを語る!



今日はお仕事中、お邪魔しました。皆さんが丹精込めた青かぶらを見れて、良かったです。ところで、青かぶらっていつ頃植えるんですか? 農業シロウト向けに教えてください。

植えるのはだいたい、8月の下旬から9月上旬やね。去年の青かぶらから採ったタネを蒔くんやわ。なんせ、もうどこにも青かぶらのタネは売っとらんし、もし、今年タネや採れんかったら、青かぶらはなくなってしまうんやよ。

え~っ、それじゃあ、青かぶらは絶滅危惧種じゃないですかぁ???

うーん、そうとも言えるねぇ。昔はみんなが作っとったけどな。スーパーでも白かぶらばっかりやし。白かぶらは育ちが均一で収穫しやすいからやろね。
青かぶらは毎年同じ畑で連作はできんのや。1年作ったら最低4年は休ませないと。自分の畑だけでは無理やから、減反の田んぼを貸してもらって作ってるんや。

どうして、皆さんは、今でも青かぶらを作っていらっしゃるんですか?

そっりゃ、青かぶらが美味しいと信じとるからや。特にかぶら寿しやったら、味、香り、色、どれを取っても青かぶらがいいわ。それに青かぶらは、この土地独特の野菜や。手間がかかろうが、青かぶらを守っていくのが、わしらのやりがいやと思とる。

青かぶらを育てるのって、どんな手間がかかるんですか?

まず、タネを蒔くんやけど、これは、わしらの試行錯誤の結果、1度に3粒にしとるんや。1粒やと芽が出ないもんもあるし、芽が出ても、おんぼら~っと(注:「のんびりと」という意味の金沢弁)育つんやろね、競い合って大きくなるってことがないんや。5粒蒔くとごちゃごちゃになるしな。1ケ月の間に2度の間引きをして、今の状態になるんや。収穫は11月上旬から12月いっぱいまでやね。
青かぶらは同じ時期に植えても、隣同士、大きさが違うのはどういうわけやら、わしらにもわからん。青かぶらに聞いてみたいくらいやね。白かぶらは同じ時期に植えると同じくらいに育つんになぁ。不思議や。だから機械で1度に収穫ってことが出来んがや。

12月いっぱいまで収穫というと、もうすっかり冬ですよね?

金沢じゃ、11月下旬には「雪起こし」ってゆうて、すっごい雷が鳴るんや。この雷が終わると雪が降るんや。でも、この頃は青かぶらの1番大切な収穫期で、雷が鳴ろうが、吹雪になろうが、毎日畑に出る。雷が「どっかーん」と鳴ると、手にした包丁を放り投げて、しゃがみ込む。鳴り止むと包丁を取りにいって、また、収穫を始めるといった具合や。
吹雪で前も見えないときに泣きながら収穫したり、一面の大雪で「確か、この辺だったが・・・」と雪かきしながら青かぶらを探したときもあったなぁ・・・
センム
かばたでは皆さんに「何月何日に500個」とか日程を立ててお願いしてるんだけど、不足したとか採れなかったといったことは、今までなかったわ。ホントに皆様、ご苦労をおかけしています。

毎年、初出荷のかぶら寿しを食べるとホッとするわね。今年は天候も良かったし、青かぶらもかぶら寿しは上出来や。
今度はタネ蒔きのとき、来まっし。3粒ずつ包装した20mのローラーで蒔くんやけど、面白いぞ~。
タネの収穫は6月頃やし、そんときも来たらどうや?
センム
そりゃいいわ。是非、よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。

(センムが大喜びなのは、来年のかばたニュース6、9月号のネタが決まったからかな? なんせ、毎月、ネタ考えるのに、ものすごく苦労してるから・・・。でも、これはホントに面白そうだから、読者の皆さんも期待しててくださいねっ)
青かぶらに対する真剣な語り合いはまだまだ続く・・・

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  ★クイズの答え★
    農家の方に尋ねても「うーーん...」とのこと。
    ただ、かばたでは年間10万個の青かぶらを使っていて、
    青かぶら畑はこのほかにあと4つあるので、
    2万個以上が育っていることは確実なのだ。


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