2000年9月 1日
今月のかばたニュースは、大根寿し特集。
「大根寿し」ってなんか、知ってる? 大根とニシンを糀でじっくり漬けた漬物。
一見、かぶら寿しに似ているけど、かぶらと寒鰤を使う高級なかぶら寿しに対して、大根寿しはいつも庶民向けの味方。
でも、バカにしてはいかんよ。あっさりしてて「大根寿しの方が好きや」っていうファンも多いんやから。
今月はその仕込み風景を中心に、大根寿しの魅力をたっぷりと紹介しまーす。
下漬け、うろこ取り・・・見えない所も手抜きしません
下漬けをした大根 塩で4日間漬けた後、樽を替えて、さらに3日間。 塩分の均一のために 手間は惜しみません |
|
身欠ニシンは、1日かけて流水で戻した後 素材の水分を抜くために、塩で〆て さらに5日間重しをかける |
|
ニンジンも花形に切ります | |
下準備したニシンのうろこを丁寧に取ります。 食べたときの舌触りが良いように。 かばただからできる細かい気配り |
準備完了。さぁ、漬けるぞ~
大根とニンジンと糀を混ぜる 何気なく混ぜる糀の量は、ひ・み・つ |
|
これがウワサの糀 計量に使うボールがカワイイ 漬け込みのプロは「これでなきゃダメ」という 美味しさの秘訣はこれか??? |
|
漬け樽にいれ、ニシンを詰める この樽には、大根・ニシンの順番に 5段重ねられる |
|
仕込み終わった大根寿し この後・・・ |
|
氷温熟成庫で漬け込み開始 約1週間で、大根寿しの誕生である |
注文に合わせて、食べ頃を出荷します
少しでも美味しいものを食べてほしいから注文が来たときに、その都度、詰める まずは、ニシンを食べやすい大きさに切る 食べにくい背びれも落とす かばたならではの、細かい気配りだ |
|
切ったニシンを詰める |
|
その上に、大根を・・・ |
|
さらに、ニシンをのせて・・・ | |
出来あがり |
|
[大根寿しを食べたくなった] | [他のニュースを読む] |
トラックバック
トラックバックURL:http://www.kabata.co.jp/mt/mt-tb.cgi/7
コメント
コメントする
Copyright Maruha Co.,Ltd.