カテゴリー: かぶら寿し関連|マスコミ関連| 2008年10月22日
在来品種の青かぶらは、かばたの契約農家しか作っていない絶滅危惧種。毎年、種もきちんと採取して保存に努めています。地元石川の有力紙、北國新聞の記者さんは、10年以上、かばたに取材に来られているベテラン記者さん。 |
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なぜ、かばたは在来の青かぶらにこだわるのか。 一番の理由は味と香りが違うから。 歯ごたえといい、かおりの奥行きや幅といい、やはり、白かぶらや「CR青かぶら」と比べると大きく違う! シャチョーの話では、 「青かぶらは自分の力でかぶら寿しになっていく、その力を引き出すためにはカチッとした重しの重さが必要」だとか。 その重さに耐えられるためには、水分の少ない青かぶらでないとダメなのだ。 白かぶらの1.5倍の重しをしてもちゃんと耐え抜き、美味しいかぶら寿しになれるのは、在来品種の青かぶらだけ。 白かぶらではペッチャンコになってしまう。 じゃあ、どうして、みんな青かぶらを使わないのか? この答えは簡単。栽培がとても大変だから。 同じ畑で連作はできない、同じ日に植えても大きさがバラバラ、育てにくいなどなど・・・ 要するに、非常に歩留まりが悪い(ロスが大きい)野菜なのだ。 人間の都合で重しの重さをかえてはいけない - これがかばたの考え。 かばたが在来品種の青かぶらをやめちゃうと、もうこの世から青かぶらはなくなってしまうのだ。 |
取材は社長室を飛び出し、収穫間近のかぶら畑へ。 黒塗りの社用車でかぶら畑に乗り付けちゃったモンねー。 契約農家の人たちも協力していただいて、しばし、撮影タイム |
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青かぶらの収穫には後2週間ほど。 同じ日に同じ土壌に植えたにも関わらず、この不揃いさ。 これが在来品種の青かぶらたるゆえん。 農家の人のおっしゃるには 「ちゃーんとみんな東大へ行けばいいのに、いやじゃーっていう個性派ぞろい」なんだとか。 |
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これが青かぶらと白かぶらを掛け合わせた新品種「CR青かぶら」。
大きさがちゃんと揃ってるでしょう? |
丹念な取材の結果、掲載された記事(2008.10.24) |
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